2017年5月6日12時30分 スポーツ報知
合同企画で手を組んだ森高さん(左)と荒木さん
http://www.hochi.co.jp/topics/20170506-OHT1T50117.html

 9日発売「あしたのジロー」(原作・森高夕次作画・荒木光 )

 コミック業界に昭和の頃の活気を取り戻そうという新たな取り組みがある。「ヤングチャンピオン」(秋田書店、毎月第2、第4火曜発売)と「漫画アクション」
(双葉社、同第1、第3火曜発売)は、新作「あしたのジロー」(原作・森高夕次、作画・荒木光)を交互に載せ、変則の“週刊連載”とするタッグを結成。
9日発売号の「ヤングチャンピオン」からスタートする。ライバル誌の合同連載企画は「禁じ手中の禁じ手」と考えていた森高さん。なぜ掟(おきて)破りに踏み切ったのだろうか。(甲斐 毅彦)

 漫画は日本が世界に誇るサブカルチャーの一つ。だが、昭和の全盛期を経て、残念ながら衰退傾向にあることは否めそうにない。
青年コミック誌だけをみても、1996年には5億5272万冊あった年間総発行部数が、
2015年には1億7407万冊にまで減少している(出版科学研究所のデータ)。今回の合同企画は、そんな現状を活気づけようという試みだ。

 原作の森高さんは当初、乗り気ではなかった。「昔は、ライバル同士の雑誌が手を組むなんてことは漫画文化の中で起こり得ないことでした。
コンテンツを出しているものにはプライドがあると思うんですね。禁じ手中の禁じ手。昔の僕なら『アホなことするもんじゃない!』と断っています。
でももう背に腹は代えられない。ハッキリ言って(漫画誌は)斜陽傾向です。自分にできることは協力しようと。僕は座して死ぬよりは動いたほうがいいって考えなんで」

 「グラゼニ」などのヒット作も生んだ森高さんのストーリーを描くのは「ヤンキー塾へ行く」などで人気の荒木光さん。森高さんが
「荒木さんは現代の職人で、(組めて)ラッキー。最高値の“化学反応”が起きるんじゃないか」と言えば、荒木さんも「僕の方こそめちゃくちゃラッキー。
『グラゼニ』も大好きなんで」と応える。両誌出版社の担当者はともに「読者が、他の漫画と出合うきっかけにもなっていただければ」と期待する。

 昭和育ちの多くの人にとって、週刊コミック誌の翌週号が出るまでのワクワク感は何物にも代え難いものがあったのではないだろうか。
今週号を読み終えた後も、誌面の残像が頭から離れず、次の号が出るまで授業中も給食時間も続きの展開の空想ばかりをしてしまう…。
野球少年だった森高さんも、そんな一人だった。「僕は『ドカベン』の水島新司世代。(『プレイボール』などの)ちばあきお先生も大好きです」

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コメント一覧
今はコミックもスマホで読める時代。両誌とも電子版での購読も可能だ。コミック市場全体では、
紙の落ち込みを成長途上の電子版が補っている。ただ、できれば紙でも楽しんでほしいというのが、作品に携わる森高さんたちの願いだ。

 「僕はずっとスポーツ新聞のお客さんなんで、紙に対するこだわりが人一倍強いかな(笑い)。
スマホだと登録してみても、それで満足しちゃって読まないですね。(雑誌という)実物があれば暇になった時に読むんですが。
紙の文化ですよ、やはり。スポーツ紙、漫画雑誌って絶対滅亡してはならないですね」

 読者の年齢層はあえて意識しない。面白ければ、どの世代でも読者はついてくるという考えだ。

 「うちの息子は高1なんですけど、ゲームをやっているだけで漫画はほとんど読まないですよ。漫画家の息子なのに…(笑い)。僕らの頃とは違いますね。
漠然と、今回の漫画も、なるべく若い20代ぐらいの人にも読んでもらえたらいいな、と思っています」

 ◆「あしたのジロー」 ケンカに明け暮れ手がつけられなかった少年ジローは、ボクサーを志し、輝かしき道への一歩を踏み出そうとしていた。だがある日、
思いを寄せる女性がレイプされる現場に遭遇。激高したジローは犯人を殴り殺し、死体を地中に隠してしまった。ボクサーとして有名になっていくジローだが、警察の捜査は彼を少しずつ追い詰めていく…。
9日発売の「ヤングチャンピオン」でスタート。翌週16日発売の「漫画アクション」に次の話が載る。その後も交互に掲載され、合わせて、ほぼ週刊連載に近い形で読者に届けられる。

 ◆森高 夕次(もりたか・ゆうじ)1963年、長野県生まれ。54歳。漫画原作者。漫画家名はコージィ城倉(じょうくら)。中学、高校と野球部で過ごす。
89年漫画家デビュー。代表作に「砂漠の野球部」「おれはキャプテン」などがある。「週刊モーニング」で連載中の野球漫画「グラゼニ」で原作を手がけ、
2013年度の講談社漫画賞を受賞。4月から漫画家として「グランドジャンプ」で「プレイボール2」を連載。

 ◆荒木 光(あらき・ひかる)1989年、東京都生まれ。27歳。主な作品に「ヤンキー塾へ行く」、「塾生★碇石くん」、「僕たちがやりました」など。
消滅しかけ同士
所詮は話題作り、現状、面白いくて読める漫画はゼロ
サンデーとマガジンがやるなら注目だろうが
聞いたことが無い雑誌でやっても、ゴミがゴミでしかないあ
共倒れだろこんなマイナー誌で交互にって買うことすら難しそう
この二誌は前にも手を組んでるじゃん
2015年
古都こと -ユキチのこと- 『ヤングチャンピオン』(秋田書店)
古都こと -チヒロのこと- 『漫画アクション』(双葉社)
http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/info/topics/2015/03/04/29626/
気に入って読む人はいちいち週ごとに手に取る本を変えなあかんて事?
単行本で読む派にはあんま関係ないな
なんかもう、ひっ死でしよ